落語が好きなサラリーマンのブログ

1年ほど前に落語を聞き始めました。落語を中心として日々思うことを記録して行きます。

2017年12月

年末年始はテレビで落語を目にする機会が多くなります。そこで、わかっている範囲で落語に関するテレビ番組をまとめてみました。関東以外では放送予定が違うかもしれませんがそこはご容赦ください。
個人的に注目しているのは落語研究会です。出演者がかなり豪華です!


日本の話芸(Eテレ)
日時:12月31日(日)5:25〜5:55
内容:三遊亭圓輔「芝浜 後の正夢」

プライムトーク(BSフジ)
日時:12月31日(日)19:00〜20:55
内容:トーク番組で立川談春が出演します

落語研究会(BS-TBS)
日時:1月1日(月)3:00〜5:00
内容:古今亭志ん輔「富久」、三笑亭夢丸「附子」、五街道雲助「菊江の佛壇」

浅草お茶の間寄席(TOKYO MX)
日時:1月1日(月)7:00〜7:55
内容:三遊亭小遊三「粗忽の釘」

落語研究会(BS-TBS)
日時:1月2日(火)3:00〜5:00
内容:春風亭一朝「大工調べ」、春風亭一之輔「粗忽の釘」、柳家小満ん「羽団扇」

日本の話芸(NHK)
日時:1月2日(火)5:25〜5:55
内容:桂文珍「けんげしゃ茶屋」

新春お笑い名人寄席(テレビ東京)
日時:1月2日(火)13:30〜16:00
内容:林家木久扇、春風亭小朝、林家三平が出演します

落語ディーパー(Eテレ)
日時:1月2日(火)23:35〜25:35
内容:トーク番組で春風亭一之輔、柳家花緑などが出演します

落語研究会(BS-TBS)
日時:1月3日(火)3:00〜5:00
内容:柳亭市馬「お神酒徳利」、古今亭志ん陽「疝気の虫」、柳家小三治「時そば」 

日本の話芸(Eテレ)
日時:1月3日(水)5:25〜5:55
内容:笑福亭三喬「初天神」

東西笑いの殿堂2018
日時:1月3日(水)13:05〜17:00
内容:桂文珍、三遊亭円楽、桂米團治、春風亭昇太などが出演します

笑点ドラマスペシャル 桂歌丸(BS日テレ)
日時:1月5日(金)19:00〜20:55
内容:桂歌丸のドキュメンタリードラマです







 

今日は池袋演芸場の昼席に行ってきました。目当てはトリの三遊亭天どんさん。事前にネタ出しがあって芝浜をやるということだったので、それを期待して行ってきました。

池袋演芸場についたらびっくり。人が多い。最終的には立ち見も出ていました。普段池袋に行くときはあまり混雑していない時が多いくてあまり人が入らないイメージだったのです少し意外でした。今年最後だから落語納めで人が多かったのかな。

今日のラインナップはこのような感じです。ご覧の通りほぼ新作でした。

三遊亭たん丈 前座じじ太郎?
林家きく麿 スナックヒヤシンス
春風亭百栄 露出さん?
ニックス 漫才
林家彦いち 長島の満月
春風亭一之輔 味噌蔵
三遊亭粋歌 なまはげ?
柳家小ゑん ぐつぐつ
林家楽一 紙切り
三遊亭天どん 芝浜


そして天どんさんの芝浜。思ったより真面目にやっていて意外でした。もちろん他の噺家の芝浜に比べると笑いは多かったですが、事前の想像でははちゃめちゃな話になるんだろうとなと思っていたら、意外と真面目。そして感情たっぷり込められてました。想像とは違ったけれど、天どんさんの懐の広さを感じました。

新作でたっぷり笑って最後は意外としっかりした芝浜で締める。落語納めにふさわしい良い1日でした!


 

さて、落語会に行こう、と思った時にどうやって情報を集めれば良いのでしょうか。

お目当の噺家が決まっているときは、その噺家のホームページやTwitterをチェックすれば落語会の開催予定が告知されているので、それに従ってチケットを買えばよいので簡単です。

それでは、お目当の噺家が決まってなくて、 来月何か良い落語会があれば行きたいな、というぐらいの時はどのように調べれば良いのでしょうか。それにはいくつか方法があります。

1.チケット会社のホームページで調べる
チケットぴあやローソンチケット、イープラスなどのサイトで調べることができます。ホームページに行くと検索ができるようになっているので「落語」というキーワードを入れて検索すれば落語会の情報が大量に出てきます。今、ぴあで検索してみたら、200件以上でてきました。あとはここから噺家、日程、場所などを見て、行きたい落語を探しましょう。

2.落語情報サイトで調べる
インターネット上では落語情報を集めたポータルサイトがあり、そこでも落語会の情報を調べることができます。私が一番よく見ているのは「噺-HANASHI-」というサイトです。ここでも落語会の情報が集められていて、日付や噺家で検索ができるようになっています。

3.落語情報誌で調べる
関東近郊に限られてしまいますが「東京かわら版」という本が毎月販売されていて、そこにも落語会の情報がのっています。紙の本ではありますが、日付から調べられたり、噺家から調べられたりと構成に工夫がされていて、便利に調べられるようにできています。

このように落語会の情報を調べる手段はいくつかありますので、これらの情報を活用して、ぜひとも素敵な落語会を見つけてください!

何度か寄席のご紹介をしてきましたが、もう一つの主要な落語の楽しみ方として落語会があります。寄席と落語会は何が違うのでしょうか。

まず、寄席は、常設の演芸場で毎日開催されているものです。東京では鈴本演芸場や新宿末廣亭などで寄席をやっています。プログラムは10日毎に変わっていき、かつ、昼と夜とでまた内容が変わります。内容は落語がメインですが落語の合間に漫才や手品、講談なども見れます。噺家はだいたい7−8人登場して、最後のトリの落語は40分ぐらい、それ以外は10−15分ぐらい、になります。

一方、落語会ですが、こちらは少し定義が難しくて寄席以外で落語が聴ける落語イベントという感じでしょうか。基本形としては、各地にあるホールで1人または複数の噺家が登場して各噺家が1ー2席の落語をやる、という形です。しかしながら、イベントによっては居酒屋やカフェなどで開催されるものもあります。また、一人会と呼ばれる1人の噺家だけが登場する落語会があったり、二人会や親子会などの2人の噺家が登場する落語会があったり、さらに多くの噺家が登場する落語会があったりと、構成はかなりバラバラです。また開催頻度も、定期的に開催される落語会もあれば、一回限りの落語会もあります。開催日数も、1日だけのものが多いですが、複数日数に渡って実施されるものもあります。例えば、立川志の輔さんは毎年1月に「志の輔らくご」という落語会をPARCO劇場で開催していましたが、これは一人で1回あたり2−3席の落語を1ヶ月に渡ってやっていました。また、TBSがテレビ放送している落語研究会という落語会は、毎月開催されていて5人の噺家が1席ずつ落語をやります。

というように、落語会は決まった形はなく構成はかなり多様です。それでは寄席と比べて落語会は何が良いのでしょうか。それはまた次回に書こうと思います。

昨日は予定通りに鈴本に行ってきました。トリが一之輔さんの芝浜なので混むだろうなーと思って1時間前に行ったのに予定通りかなりの行列。待ちが寒かったです。でも開演前に満席立ち見になったようなので早めにいってよかった。

昨日の演目はこのような感じでした。

古今亭駒次 生徒の作文
翁家杜中 太神楽
古今亭志ん陽 猫と金魚
三遊亭天どん ?
春風亭一朝 宗論
林家あずみ 漫談
宝井琴調 赤垣源蔵
ホームラン 漫才
三遊亭歌奴 宮戸川
林家正楽 紙切り
春風亭一之輔 芝浜 

一之輔さんはさすがでした。たっぷり笑いを交え、途中にぼやき?も入れつつ、ネタはびしっと決める。爽やかな良い芝浜でした。あまり人情一辺倒の芝浜よりもこれぐらいの適度に軽い芝浜の方が個人的には好きです。爽やかな芝浜という意味では一朝さんの芝浜からも爽やかさを感じたことがありますが、やはり師弟で通じるものがありますね。

あと、ネタの名前がわからないのですが天どんさんもいつもどおりにくだらなくて面白い、天どんさんらしい落語でした。もともと好きでしたが改めて面白さを実感。鈴本で今年の落語は聞き納めの予定でしたが、池袋の下席が天どんさん主任のようなのでそれに行こうかなと思わせてくれました。

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