僕の好きな噺家は柳家喬太郎さんなのですが、柳家喬太郎さんはよく新作落語を高座にかけています。以前ブログで書いたハンバーグができるまでも新作落語に分類されます。

落語を聴き始めたときに持った疑問なのですが、新作落語とは何を指すのでしょうか? 対応する言葉である古典落語との違いを僕なりの理解で書いてみます。

ただ、結論からいうと、明確な基準はなさそうです。昔からあって多くの噺家が高座にかける話が古典落語で、最近の噺家が創作した話が新作落語、というぐらいです。 古典落語としては、時そばや目黒のさんまなど、いわゆる落語のネタとして知られている多くのネタが該当し、江戸時代から語り継がれていて作者が不明なネタも多くあります。

一方で新作落語は、創作した噺家だけが高座にかけるケースが多いです。また、最近の噺家が創作したものなので作者は明確なものが多いです。ただ、最近といってもその期間の捉え方は幅広く、明治以降、大正以降、昭和以降、戦後以降、などどの時期のものを新作というかはいろいろな考え方があるようです。

というわけで、新作落語と古典落語を分類する基準はあってないようなものなのですが、個人的な感想を一つ。新作落語は落語のとっかかりとしては非常に良いものだと思っています。設定が現代のものが多いので場面を想像しやすい、古典と比較すると笑いどころが多い、などの理由で落語知識がない初心者でも聞いて素直に楽しめるものだと思います。実際に僕もはじめて聞いたのが新作で、そこから落語に興味を持ち、古典も聞くようになりました。

ですので、落語に興味はあるけどなんだか難しそう、と思っているかたには新作落語と呼ばれているネタを聞いてみるのをおすすめします!
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